珈琲のはなし

コーヒーブレイク〜音楽の父はコーヒー普及の立役者

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現代もクラシックや多方面の音楽に影響を与えた、2人の天才。彼らもまた、コーヒーの文化を愛し、生活の中にコーヒーがありました。

今日は、そんな2人とコーヒーへの情熱についてお話しましょう。

コーヒーと人々の交流を愛した「音楽の父」バッハ

「音楽の父」とも呼ばれるドイツの大音楽家ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685〜1750)が活躍した18世紀当時、音楽の演奏は教会や王侯貴族の館に限られていました。

ところがバッハは、 コーヒーハウス(社交場を兼ねた喫茶店)で度々演奏会を開催し、コーヒ一人気の市民への普及にも大いに貢献しました。

彼がライプツィッヒ大学の学生達の指揮をし、市民に音楽を聞かせたのは同市の「ツィンマーマン・コーヒーハウス」という名の店。

彼はそこで1729〜37年、1739〜41年の期間、毎週金曜日に演奏を披露しました。

バッハが描かれた切手①

バッハは自身も大変なコーヒ一党として知られ、一日に数十杯も飲んでいたと言われています。

当時ドイツでは「女性はコーヒ 一を飲むべきでない」とされていました。

こうした風潮に反発する女性達の声を代弁し、詩人ピカンダーは、当時のコ ーヒ一事情を風刺して「おしゃべりをやめ、お静かに」という作品を書きました。

この詩に曲をつけたの添バッハせ、今日では「コ ー ヒ ーカンター タ」(BMW211)と呼ばれています。

バッハが描かれた切手②

娘のコーヒー好きをなんとか止めさせようとする、古風な父親の奮闘ぶりがうたわれたコミカルな内容のこの曲は、今でも度々演奏されています。

バッハは1750年にその生涯を閉じましたが、 その遺産リストの中には楽器や楽譜と並んで5つのコーヒ一ポットとカップ類が含まれていたそうです。

コーヒーを愛したもう1人の天才、ベートーベン

ベートーベンが描かれた切手①

一方、ドイツのもう一人の大作曲家ベートーベン(1770〜1827)もまた、コーヒー好きとして知られています。

彼は楽譜の上に、一杯分としてコーヒ一豆をきっちり60粒並べ、これを挽いて飲んでいました。 コーヒー豆60粒は約10gになりますが、これは現在コーヒー1杯分の標準量とされています。

彼もまたコクのある美味しいコーヒーの滝れ方を心得ていたコーヒー好き、といえるかも知れません。

ベートーベンが描かれた切手②